Music on my mind

「音楽」について興味の赴くままに書き込みします。

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 3rd & 4th week in Apr. 〜 "Just To See Her" "Take It Away" / Lou Pardini

またまた2週間振りの更新です。腰痛や不眠など体調不良が続いてて、気分的にもすぐれない日が多く更新も遅れがちですが、頑張ってアップしていきたいと思います。

では早速、2週間分のお花はこの2作品です。

f:id:yoshy1967:20160424211828j:plain

f:id:yoshy1967:20160424211901j:plain

Arranged by master K.M

今回もK.M師匠による作品が2つですが、両方とも春らしい華やかさがいいですね。その中でもとりわけ黄色が目を引く「金魚草」にスポットを当ててみましょう。

f:id:yoshy1967:20160424215222j:plain

「金魚草」の名前の由来は、その形が金魚や金魚の口に似ているところから来ています。英語では"Snapdragon" その名のとおりドラゴンの口の形に由来しているようで、花言葉もやはり「おしゃべり」、「でしゃばり」、「おせっかい」等、口をパクパクさせているように見えるその形から来ているようですね。

 

今回はこんな楽曲が思い浮かびました。お花とは関係ないのですが。。。

L.A.の名フュージョングループ"Koinonia"の元キーボディストで、現在はCHICAGOのキーボード兼ヴォーカルを担当、また多くのアーティストへの優れたコンポーズで、数々のヒット作品を持つLou Pardiniさんの"Just To See Her"と"Take It Away"

1996年に発表されたLouさんの1stソロ・アルバムにして名盤 "Live And Let Live"に収録されておりました。

f:id:yoshy1967:20160424215426j:plain

Lou Pardini

 

f:id:yoshy1967:20160424215537j:plain

Lou Pardini /  Live And Let Live (1996)

 

元々はSmokey Robinson氏へ提供したヒット作品のセルフカヴァーでして、[Am7/9 - Dm7/9 - Gm7/9 - C7]のコードヴォイシングがたまらなくおしゃれで、また彼のヴォーカルも甘くて最高です。

 

Louさんが作る曲のコード進行は、オーソドックスではありますがアレンジも含め「おしゃれ」の一言に尽きます。

www.youtube.com

ここのところ沖縄に関わる時間が多く、沖縄の食材などは僕の好みとマッチするのですが、どうもオキナワン・ミュージックは昔から僕の体質には合わないようで。。まったりとしたテンポ感やグルーヴ感、コード進行に独特の歌唱など、どれもしっくり来ない。。そうなるとオキナワン・ミュージックとは対極にある、グルーヴやコード進行がソフィスティケートされた楽曲を求めてしまうのですね。音楽好きにとっては、沖縄に滞在してても地元の音楽に馴染めないのは結構しんどいものがありますね。

 

ということでストレス発散にもう1曲、おしゃれ系の"Take It Away"も聴いてみましょう。

 

www.youtube.com

 

 

リヴ・アンド・レット・リヴ

リヴ・アンド・レット・リヴ

 

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 1st & 2nd week in Apr. 〜 Telephone And Rubber Band / Penguin Cafe Orchestra

またまた2週間ぶりの更新となってしまいました。新年度を迎え皆様はいかがお過ごしでしょうか。僕はといえば、公私ともども新たな環境での生活がスタートしましたが、新鮮な気分でワクワクする以上に、得も知れぬ不安や思うように事が進まずイライラしたりすることが多く、そこに来て体調もあまりすぐれず、毎日、気分は落ち込み気味ですね。。 何とか音楽のチカラを借りて生き長らえてる感じですね(泣)

でも何とかこのブログだけは遅れながらも更新していきますのでよろしくお願いします。そうそう、ブログ更新といえば、この「生花と音楽のコラボ」シリーズが早いもので1周年を迎えました!!

 

 一年前の記事がコチラ

yoshy1967.hatenablog.com

 

また新たな気持で更新していきたいと思います。

では4月のお花を2週間分まとめてど〜んと。

f:id:yoshy1967:20160409211717j:plain

f:id:yoshy1967:20160409211757j:plain

Arranged by master K.M

K.M師匠のハサミ捌きが今回も冴えわたっておりますね。今回の2作品で初登場なのは「ホワイトレース」ですね。

f:id:yoshy1967:20160409214215j:plain

地中海沿岸が原産で、毒芹に似ていることからドクゼリモドキとも言われてます。花言葉は「感謝」、「繊細」なのだそうです。

そんなお花からインスパイアされたのは、気分が滅入ってる時はリセットの意味もあって、僕はインスト物を聴くことが多く今回はこんなセレクトとなりました。

"Penguin Cafe Orchestra"の2ndアルバム、タイトルも"Penguin Cafe Orchestra"(1981)。その中から"Telephone And Rubber Band"を取り上げます。

f:id:yoshy1967:20160409214603j:plain

Penguin Cafe Orchestra

f:id:yoshy1967:20160409214900j:plain

Simon Jeffes

僕が敬愛してやまないイギリスの名ロックバンド"Roxy Music"の元メンバー、Brian Eno氏が提唱した「環境音楽アンビエント」のコンセプトの下、彼が立ち上げた「オブスキュア・レーベル」に所属して80年代に脚光をあびたのが、奇才Simon Jeffesさん率いるPenguin Cafe Orchestraなのであります。

f:id:yoshy1967:20160409214732j:plain

Brian Eno

Jeffesさんはエリック・サティの影響を受けており、サティの掲げる環境音楽の思想を継承し、それを具現化した集団と言えます。日常的な音を素材に使ってアコースティック楽器で曲を構成する手段は当時の僕にはかなりの斬新さがありました。この"Telephone And Rubber Band"も電話のプッシュフォンの音をループさせた面白い音楽です。坂本教授や細野さんも影響を受けてそうですね何となく。。

www.youtube.com

 2014年来日公演から。

www.youtube.com

 
"Penguin Cafe Orchestra"といえば、すべてのアルバムジャケットに登場するペンギンが印象的でしたね。

f:id:yoshy1967:20160409215113j:plain

"Music From The Penguin Cafe" (1976)

 

Music from the Penguin Cafe

Music from the Penguin Cafe

 
Broadcasting from Home

Broadcasting from Home

 
Penguin Cafe Orchestra

Penguin Cafe Orchestra

 
Preludes Airs & Yodels (A Penguin Cafe Primer)

Preludes Airs & Yodels (A Penguin Cafe Primer)

 
Signs of Life

Signs of Life

 
Broadcasting From Home by Penguin Cafe Orchestra (2008-07-22) 【並行輸入品】

Broadcasting From Home by Penguin Cafe Orchestra (2008-07-22) 【並行輸入品】

 

 

f:id:yoshy1967:20160409215230j:plain

"Penguin Cafe Orchestra"(1981)

f:id:yoshy1967:20160409215412j:plain

"Broadcasting From Home"(1984)

f:id:yoshy1967:20160409215535j:plain

"Signs Of Life"(1987)

f:id:yoshy1967:20160409215702j:plain

"Union Cafe"(1993)

 
余談ですが、神戸三宮にあるバー、"Bar Little Feat"の店内にいるペンギンさんをみるたびに、いつも「ペンカフェ」を思い出す僕なのでした。。

f:id:yoshy1967:20160409220347j:plain

"Bar Little Feat"のペンギンさん 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 4th week in Mar. 〜 Mãos Art Of Survival / Ivan Lins

1週間振りの更新です。ぎっくり腰をやってからというもの、週末ごとに腰の調子が思わしくない今日このごろです。

どうやら疲れが溜まって冷えたりすると調子が悪くなるようで。。。幸い歩けないほどでは無いのですが、寝たきりになっている暇もありませんので無理し過ぎないよう心がけたいところです。早く暖かくなって欲しい。。。

4月目前、3月第4週目のお花はコチラです。

f:id:yoshy1967:20160327164104j:plain

f:id:yoshy1967:20160327164140j:plain

Arranged by master K.M

ピンク系で春らしくまとめられています。安定のK.M師匠の作品です。アルストロメリア、トルコキキョウ、カーネーション、それにキイチゴの葉とこのブログではお馴染みのお花たちですね。

f:id:yoshy1967:20160327164850j:plain

キイチゴの葉は「ベビーハンズ」とも呼ばれ赤ちゃんの手の様に小さくてかわいいですね。花言葉は「嫉妬」、「謙遜」など。

 

そんなお花からはこんな楽曲がインスパイアされました。

ブラジルMPB界のトップアーティスト Ivan Linsさんが1987年にリリースした14枚目のアルバム" Mãos "から同タイトル曲の"Mãos "。

"Mãos "とはポルトガル語で「手」を意味します。「ベビーハンズ」から「手」と単に連想しただけなんですが。。(汗)

 

イヴァンさんの複雑なコード進行を多用しながらもキャッチーな曲作りが、コードフェチな僕にはとっても刺激的でして、かなりイヴァンさんにハマって聴きこんでた時期がありました。(誕生日が6月16日と僕と同じところも親近感が湧きますし)

f:id:yoshy1967:20160327224150j:plain

Ivan Lins

f:id:yoshy1967:20160327230814j:plain

Ivan Lins / Mãos  (1987)

"Mãos "も他の名曲たちと同様にサビのコード進行がかっこいいなあと思いますね。

サビでは、C#m7/♭5 - Cm7/9 - F 7/9 - Bnon3 ♭3/#5 - B♭7/9 - Am 7/9 - F#non3 ♭3/#5 - B7/♭9 - Em...と繰り返すのですが、頭の赤字のコードがとても効いてますね。かっこいい響きです。多分ご本人も相当この"Mãos "がお気に入りなんでしょうね、翌年1988年、アメリカ音楽界のボス、Quincy Jones氏に認められたIvanさんが、アメリカWarner / Ripriseからワールドワイドデビュー盤としてリリースした通算15枚目のアルバム "Love Dance"では"Art Of Survival"という英語詞で再録した位ですからね。

f:id:yoshy1967:20160327230854j:plain

Love Dance / Ivan Lins (1988)

 

ではオリジナルの"Mãos "と"Art Of Survival"両方聴いてみましょう。

まずは"Mãos "から。

www.youtube.com

続いては英語versionの "Art Of Survival"をどうぞ。

www.youtube.com

 With suitcase in hand
All neatly planned
You turn and walk away
No tearfull goodbye or reason why
It 's just another day

In the art of survival
You depart on arrival
Any friend is a friend you can lose
You treat your heart as your rival
In the art of survival
Nobody 's help is too gouge to refuse

My back to the door
I wash ashore
My legs to weak to stand
My only request
A moment rest
To try to understand

まだまだ精力的にライブもやってて来日公演も多いイヴァンさん。いつまでも刺激的な楽曲を情熱的に聴かせて欲しいですね。

 

M os

M os

 

 

 

Love Dance

Love Dance

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 2nd & 3rd week in Mar. 〜 Especia Special / Especia

しばらくぶりの更新となりました。その間、俗にいう「ぎっくり腰」というのをやってしまいました(泣)

外出せず部屋にこもってる時間が普段よりも多かったので、ブログを書く時間もたっぷりあったのですが、自由に動けないとなると想像以上にテンションが下がりまくってブログなんて書く気分にもなれないものですね。。

ぎっくり腰といえば、一昔前までは痛みが治まるまで安静にするというのが定説でしたが、今は動ける範囲で早い段階で動いておいた方が回復が早まるそうですね。僕も寝たきりは耐えられず、とにかく家中を動き回っていたのが功を奏し、何とか発症後3日目には会社へ通勤できました。急に襲いかかってくるぎっくり腰には皆様もお気をつけくださいませ。

ではお花の方も2週間分まとめてですがどうぞ!

 

f:id:yoshy1967:20160320231511j:plain

f:id:yoshy1967:20160320231549j:plain

Arranged by master K.M

 

どちらもとてもカラフルで春らしい作品です。 特に初出、白の「カラー」が目を引きますね。

f:id:yoshy1967:20160320232256j:plain

その白く大きな花びらが修道女やワイシャツの襟に似ているところから「カラー」という名がついています。花言葉は「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」らしいですね。

 

 

そんな「カラー」の「乙女のしとやかさ」にインスパイアされて、今回は大阪のおしゃれな街「堀江」から発信のガールズグループ"Especia"の名曲を、My favorite selectionでお送りいたします。 

f:id:yoshy1967:20160321002243j:plain

Especia

一般的にはEspeciaはアイドルグループとしてカテゴライズされますが、その楽曲を一聴すると、とても完成度の高い80年代AORフュージョン、ブラコンテイスト満載の良質なシティーポップを聴かせてくれます。SCRAMBLESのSchtein & Longerがサウンド・プロデュースを担当、「楽曲派」と呼ばれる彼女たちの楽曲は、アーバンサウンドが好きな人にはきっと受け入れられるものと思ってます。彼女たちも自分たちのことをアイドルではなく、「ガールズグループ」と呼ぶのはそういうコンセプトからなんでしょうね。とにかくまずは聴いていただいた方が雰囲気が早く分かっていただけますね。

楽曲リスト

1.Intro    from "GUSTO"

2.Aviator   (single ver.)

3.ステレオ・ハイウェイ    from "AMARGA -Noche-"

4.スカイタイム   from "AMARGA -Tarde-"

5.きらめきシーサイド   from "DOLCE"

6.センシュアルゲーム  from "AMARGA -Noche-"  

7.Over Time   from "CARTA"

8.アビス   from "GUSTO"

9.Sweet Tactics   from "Primera"
10.不機嫌ランデブー    from "AMARGA -Noche-"
11.Security Lucy    from "Primera"
12.Rittenhouse Square   from "CARTA"
 
僕のセレクトはこんな感じになりました。では下のプレイヤーからどうぞ!

 

 

多彩な楽曲群からBoz ScaggsやBobby Caldwellの雰囲気たっぷりのAOR路線、Steely Danぽい複雑なコード進行、Brecker BrothersみたいなFusionぽい物を中心にセレクトしました。

 

(楽曲解説)

1.名盤"GUSTO"のオープニングを飾るインスト。いかにもLate70sから80sのフュージョンらしいシンコペーションとコード進行に絡む女性のコーラスが実にいい雰囲気。

2.Schtein&Longerの作編曲が秀逸。Aメロ、Bメロとシンセベースを中心にブラックテイスト満載に進行するのだが、サビへとてもトリッキーに展開しているのが面白い。別々に作ってた曲をつなげたのか?と思うくらい意表をつかれたけど自然に聴こえるのが凄い。サビのコードを拾うのに一瞬戸惑ったなあ。

3.この曲もとにかくコード進行が秀逸。プログレなんかではよく使われるポリトニックの手法が用いられた、ポップフィールドでは大変めずらしい響きを持った1曲。サビ部分ではメロディラインのヘ短調(Fm)に対し、コードはイ短調(Am)で進行していく。間違いなくこのミックスでもハイライトとなる1曲。

4.前曲「ステレオ・ハイウェイ」のポリトニックが強烈だったので、比較的まとも(笑)な展開のポップス「スカイタイム」を並べた。といってもサビのリフレインでは代理コードを多用し、違う表情にしているところがコードフェチにはたまらんアレンジなのだが。(笑)

5.イントロのリズムギターがChicみたいなんで選曲した。とにかくギターが爽やかでまあ、料理でいうところの箸休め的な。。(笑)

6.ホーンアンサンブルが心地よい1曲。サビの1小節頭のFmajar7#11sus2のインパクトのある響きがその後の進行を大きく支配している。

7.ミディアムテンポなEspecia王道ポップ路線。サビ部分でFm9からBdim7を持ってきて、独特の世界観を醸し出している。

8.Bobby Caldwellの名曲"What You Won't Do For Love"と同じ進行パターン。インドネシアのポップバンド"Ikkubaru"作によるアダルトオリエンテッドな1曲。

9.なかなか渋いAcid JazzFunk。生のドラムス&ベースにキラキラエレピで淡々と進行させながら、クールなヴォーカルがいい塩梅に絡む。大好きなベースライン。

10.PellyColoのペンによるEspeciaの王道ポップス。

11.80sディスコナンバー。絶妙なキー設定で後半への高揚感、2トップヴォーカルの掛け合いがかっこいい。

12.グループ初の全編英語詞のネオソウルなナンバー。最近、ここで聴けるようなコンボで細かに刻むリズムアレンジが好み。

 

 

 

もっとキャッチーな「ミッドナイトConfusion」や "No1 Sweeper"といったキラーチューンもあるのですが、よりアーティスティックな楽曲を意識してセレクトしましたのであしからず。

僕はデビュー間もないEspeciaを、神戸・新開地で開催された音楽祭でたまたま観たのがキッカケで、すぐに彼女たちの音楽のファンになり、これまでのシングル、アルバムは全部コンプリートしています。2月24日にリリースされたばかりのニューアルバム"CARTA"でもこれまで以上にアーティスト的なアプローチに拍車がかかって素晴らしい楽曲を聴かせてくれてますね。

f:id:yoshy1967:20160321001348j:plain

Especia / CARTA  (2016)

残念ながら今月に入り、活動拠点がこれまでの大阪から東京に移るにあたり、メンバー5人中3人が脱退するという非常事態とも取れる状況となっていますが、東京発となっても、素晴らしい楽曲パフォーマンスに注目していきたい「アーティスト」ですね。

 

CARTA(DVD盤/初回盤/DVD付)

CARTA(DVD盤/初回盤/DVD付)

 
GUSTO [CD]

GUSTO [CD]

 
Primera(初回限定盤)

Primera(初回限定盤)

 
Mucho GUSTO Especia 2014 Tour ?Viva Final- [DVD]

Mucho GUSTO Especia 2014 Tour ?Viva Final- [DVD]

 
Aviator/Boogie Aroma(Espacio盤/初回盤)

Aviator/Boogie Aroma(Espacio盤/初回盤)

 
ミッドナイトConfusion (CD+DVD)【初回盤】

ミッドナイトConfusion (CD+DVD)【初回盤】

 
AMARGA-Noche-

AMARGA-Noche-

 
AMARGA-Tarde-

AMARGA-Tarde-

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 1st week in Mar. 〜 Feeling The Sea Breeze of Kobe / Various Artists

3月に入りようやく寒さも収まり、春を思わせる陽気の神戸です。そんな3月第1週目のお花はコチラです。

f:id:yoshy1967:20160305234324j:plain

f:id:yoshy1967:20160305234403j:plain

Arranged by master K.M

実に春らしいK.M師匠のアレンジですね。今回は初登場、小さな白い花でとても可憐な「マトリカリア」をクローズアップしてみましょう。

f:id:yoshy1967:20160305235138j:plain

「マトリカリア」の和名は「夏白菊(なつしろぎく)」、英語では"Feverfew"(熱を冷ます)で、解熱効果に優れ薬用として栽培されてたそうです。花言葉は「集う喜び」なんですって。

 

そんな春の陽気に誘われて神戸の海を眺めるのが好きなんですが、ビール片手にボーッと聴きたい楽曲を並べました。今回も私のミックスでお届けいたします。

f:id:yoshy1967:20160306000802j:plain

 

今回セレクトした楽曲はコチラ

f:id:yoshy1967:20160305235610j:plain

~jingle~

1.The Way It Is / Donavon Frankenreiter

2.It Takes Two / Macky Feary Band

3.Asking for the Night / Billy Kaui

4.Busters Song / Kumuhau

5.Anything Can HAppen / L.A.Transit

~jingle~

6.Words To A Song / Babadu

7.Someday / Cecilio & Kapono

8.Be gentle / Rob Mehl

9.Countryside Beauty / Tender Leaf

ついついクセでアレンジやコード進行なんかを気にしながら音楽を聴くことが多いのですが、そんなこと考えずにボーッと楽しめるタイプの楽曲をセレクトしました。夏の海ももちろん大好きですが、春先のシーサイドで潮風を感じるのって本当に気持ちがよくて仕事の疲れも吹っ飛びますね。

 

 

下のプレイボタンでmusic start!  have a good time!

 

ムーヴ・バイ・ユアセルフ

ムーヴ・バイ・ユアセルフ

 

 

 

マッキー・フェアリー・バンド

マッキー・フェアリー・バンド

 

 

 

Billy Kaui

Billy Kaui

 

 

 

Memories (feat. Izreal, John Cruz & Kumuhau)

Memories (feat. Izreal, John Cruz & Kumuhau)

 

 

 

DE NOVO

DE NOVO

 

 

 

ババドゥ!

ババドゥ!

 

 

 

Elua

Elua

 

 

 

テイスト・アンド・シー

テイスト・アンド・シー

 

 

 

Tender Leaf

Tender Leaf

 

 

3月3日を前にFemale Singer Special!!

早いもので2月も終わりですね。1年の6分の1が終わってしまいました。早すぎる。。で3月は桃の節句、なので女性物のMy Favorite Songsを集めたFemale Singer Specialとまいりましょう。発想が単純か。。

今回のセレクトはこの9曲。

1. The French Riviera / Isabelle Antena

2.It's The Falling In Love / Carole Bayer Sager

3.Here You Come Again / Dolly Parton

4.You Send Me / Nicolette Larson

5.Bette Davis Eyes / Jackie DeShannon

6.All My Life / Karla Bonoff

7.Dancin' In The Streets / Nohelani Cypriano

8.Cheek To Cheek / Sofia Finnila

9.Got You Where I Want You / Dionne Warwick & Johnny Mathis

f:id:yoshy1967:20160229223844j:plain

今回は、僕のミックスでお送りいたします!

よろしければ下記プレイヤーからどうぞ!!

 

 

French Riviera

French Riviera

 

 

 

TOO

TOO

 

 

 

Here You Come Again

Here You Come Again

 

 

 

Nicolette

Nicolette

 

 

 

New Arrangement

New Arrangement

 

 

 

New World

New World

 

 

 

Around Again

Around Again

 

 

 

EVERYTHING I LOVE

EVERYTHING I LOVE

 

 

 

フレンズ・イン・ラヴ

フレンズ・イン・ラヴ

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 4th week in Feb. 〜 My Baby / David Pack

いや〜、寒いです。。真冬に逆戻りの厳しい寒さが日本列島を直撃していますね。春の訪れを体感するにはもう少し時間がかかりそうですね。せめてお花と音楽だけでも一足早く春を感じたいものです。早速、そんな2月最終週のお花にまいりましょう。

f:id:yoshy1967:20160225210543j:plain

f:id:yoshy1967:20160225210622j:plain

Arranged by master K.M

なかなか春らしいアレンジではないでしょうか。ピンクの「ストック」、パープルは「スイートピー」、黄色い「ソリダゴ」、小さくてかわいい「アストランチア」ととても華やかな組み合わせです。そんな中、今回初お目見えなのが、中央の白とピンクの花びらで存在感を示している「ラナンキュラス」です。

f:id:yoshy1967:20160225215442j:plain

この「ラナンキュラス」は、西アジアやヨーロッパ東南部が原産地で、日本名は「花金鳳花(はなきんぽうげ)」といいます。シルクのドレスのような肌触りの花びらや明るく輝く色合いから花言葉は「晴れやかな魅力」、「あなたの魅力に目を奪われる」なのだそうです。

 

そんなお花からはこんな1曲が思い浮かびました。

David Packさんが1985年にリリースした1stソロアルバム"Anywhere You Go"に収録されてました"My Baby"です。

f:id:yoshy1967:20160225213511j:plain

David Pack

f:id:yoshy1967:20160225213632j:plain

David Pack / Anywhere You Go (1985)

Packさんはプログレバンド"Ambrosia"のリードシンガー、ギタリストで、全米3位となる"Biggest Part Of Me"のヒット曲を持つ名グループでしたが、器用が故に音楽性がブレブレになり、グループは活動停止状態に。そんな中、もやもやを一掃するかのような、素晴らしいAORの名盤として今も輝きを放っているのがこの"Anywhere You Go"なのでありました。収録曲では、"That Girl Is Gone" "Prove Me Wrong" "I Just Can't Let Go"などが一般的に名曲として取り上げられることが多く、この"My Baby"はそれらと比べると隠れ名曲的な扱いかも知れないですね。でも晴れやかなメロディラインに乗るPackさんのハスキーで優しい歌声は、朝聴くのにぴったりな極上の西海岸サウンドでして、most  favorite なんですよね。僕はもう何年もiPhoneのアラーム音にこの"My Baby"をセットしていて、Packさんのジェントリーな歌声で朝を迎えております。

www.youtube.com

しっとりとしたラブソングもいいですが、これくらいのミディアムテンポのBPMが、歩調にジャストフィットし、春の晴れやかな空の元で散歩しながら聴くのにピッタリだと思います。歌詞にも彼女を守る男の心情が良く表れてて、今週の花言葉「晴れやかな魅力」とシンクロしているのではないでしょうか。

 

Anywhere You Go

Anywhere You Go

 

 

 

I Just Can't Let Go

I Just Can't Let Go

  • David Pack
  • ポップ
  • ¥250
That Girl Is Gone

That Girl Is Gone

  • David Pack
  • ポップ
  • ¥250
My Baby

My Baby

  • David Pack
  • ポップ
  • ¥250
Anywhere You Go

Anywhere You Go

  • David Pack
  • ポップ
  • ¥250
Prove Me Wrong

Prove Me Wrong

  • David Pack
  • ポップ
  • ¥250