BGMについてのあれこれ
1ヶ月逆戻り？と思えるほど暖かい金曜日、朝から三菱地所が経営する某「神戸三田プレミアム・アウトレット」へ家族連れで出かけて来ました。当然、ファッション・アイテムを購入するのが主目的なのですが、一人では絶対入れないレディース系ショップでも家族連れ（家族は僕以外全員女性）だと抵抗なく入れますし、こういう機会に必ず（というか無意識に）することがあります。それはショップ内BGMのチェックです。一昔前なら、ショップBGMといえば、有線放送か自前のCDを流すのが関の山でしたが、昨今はファッションブランド発のコンピレーション・アルバムが多く発売され、そのショップでないと聴けない限定コンピ・アルバムをBGMとして流していることが多いのです。こういう機会でもないと聞き逃してしまう可能性大なんです。
とあるショップ内で家族が服を物色する中、女性店員さんをつかまえて音楽の話をする僕って。。少々浮いてしまうのですよね（苦笑）。。一番気になったアイテムは「earth music & ecology」というショップで、そこがリリースしているコンピレーションアルバム「STRAWBERRY MUSIC」。タイトルとおり甘々なボサノヴァ・フィーリングのガーリーポップ満載で久々に食指が動くアルバムとなりました。
earth music&ecologyがプロデュースする世界一甘〜い音楽レーベル『S
♫全国のearth music&ecologyショップにてパワープレイ中♫
『STRAWBERRY MUSIC』by earth music&ecology
¥2,000＋tax
01. Sweet Carnival / Laura Yokozawa
02. Brand New World / MIWA
03. White Crescent Moon / Laura Yokozawa
04. C'est Si Bon / Reina Kitada
05. Organ Beach / la marinconica
06. Les Aller-Retour / South Pitch feat. Reina Kitada
07. The Guest Room -Interlude-
08. The Street Is A Catwalk / Laura Yokozawa
09. Summer Bubbles / South Pitch
10. O Céu De Mel / Karen
11. Cherry Pie / Laura Yokozawa
12. All I Want / MIWA
CDを入手しましたらまたこちらで詳細レビューします。
『STRAWBERRY MUSIC』by earth music&ecology - YouTube
STRAWBERRY MUSIC's profile - Hear the world’s sounds
その後、帰りに近くのスーパーへ立ち寄り、あれこれ食材を購入する際にもBGMチェックは続きます。店内では80'sのヒット曲を、かなりチープなインストアレンジで聴かせていたのですが、全く楽曲の良さを殺しててゲンナリしましたね。。コード進行一つにしてもsus4や9thコードは全部簡単な代理コードに置き換えられ、リズムも無機質な打ち込みで。確かに、スーパーに買物に来られる、主婦を中心とした層がそこまでBGMに耳を傾けるとは考えにくいのですが、音楽は潜在的にその人の感性に入り込みますので、例えばその主婦の方々にも子供がいて、音楽について何かしら説明したり、好きな音楽を勧めたりする機会があるはずです。そんな時、スーパーで流れていた素敵な音楽、なんていうアーティストのなんという曲だろうか？などと思わせるクオリティだったら、音楽に対する意識みたいなものも高まり、次世代の子供達にもいい影響を与えることができるのでないのか？なんて思うのですよ。。カラオケにしてもそう。最近のカラオケは知りませんが、原曲に忠実なアレンジはあまり無いように思います。もう一度音楽文化を高めるべく、公共の場所でもできるだけ良質な音楽を聴ける環境についても考えていきたいものですね。。
場所が変わればBGMの質もガラッと違うというお話でした。
今回もお付き合いありがとうございました。
