生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 4th week in Nov.〜 Lucky Radio / Samuel Purdey
1週間前、このブログで僕が「神戸は暑い」と書いたのが幻覚だったのか?と思えるほど、今週一気に冬将軍が到来した感じですね。ここ数年、一気に寒くなるというおなじみのパターンで、ある程度予測はしてたとはいうものの。。わずか1週間の間で、Tシャツ1枚からヒートテック&ダウンとは極端にもホドがあるやろー、と一人ツッコミボヤキしつつ、今週のお花を観てみましょう。いつものK.M師匠の作品ですよー。
Arranged by master K.M
おなじみ可憐なトルコキキョウとスプレーカーネーション、その背後に配された、やけに長過ぎるんじゃないの?と突っ込みたくなる「柳すじ」の枝のミスマッチさが何とも面白い作品となっています。そんな今回の主役は、どうしても真っ赤なアルストロメリアとなりますかね。。
花名のアルストロメリアは、1753年、南米旅行中に種を採集したスウェーデン植物学者のカール・フォン・リンネが、親友のスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマの名にちなんで名づけたようです。赤いアルストロメリアの花言葉は「幸い」なんですって。
そんなお花からインスパイアされた今週の1曲はコチラ。
Barney Hurleyさん (Dr), Gavin Dodsさん(G)による、英国のユニットSamuel Purdeyの"Lucky Radio"です。
(しかし花言葉が「幸い」だから"Lucky Radio"とはかなり安直過ぎやしないか(苦笑)。。。)
Samuel Purdey (L to R ; Barney Hurley& Gavin Dods)
このアルバムは1999年当時、タワーレコード神戸店でCD物色中、たまたま流れていたこの"Lucky Radio"を聴いて、咄嗟に店員さんに「今、店内でかかっているこの曲のCDを下さい」と即買いしてしまったいわくつきのアルバムです。それ以来今日までずっと愛聴している大好きな1枚なのです。彼らが(僕も)敬愛してやまない「Steely Danサウンドにアシッド・ジャズの要素を足したらちょうどいい感じに仕上がりました」みたいなかっこいい音になっています。
それもそのはず、バーニーさんもギャヴァンさんもJamiroquaiのツアーサポートメンバーとして参加、唯一のアルバム"Musically Adrift"には、初期Steely Danでの名演が印象的だったエリオット・ランドールさんやフランク・ロイドさん、ミキサーにエリオット・シャイナーさんを迎えてと、Steely Danファミリーがこぞって参加。かなり確信犯的な陣容でレコーディングされていたからなんですよね。
僕のMacBookProの傍らにはいつもサミュエル・パーディーのアルバムがあるのです。
打ち込みでなんでもできちゃう昨今、やはり生の弦にブラス、それに絡む手数が多いバーニーさんのドラムス、ローズ・ピアノをはじめとするスタジオミュージシャンが奏でるグルーブで一気に'70sの世界へトリップしちゃいます。サイコーです!
ではそんな素晴らしい出来の"Lucky Radio"です。ドウゾ!
長年彼らの音楽を聴いてきた1ファンにとっては、どうしても2枚目が聴きたいのですよね。。情報ではかなり音源はあるらしくいつしか陽の目を見る日が来ることを期待せずにはおれません。関係者の方、どうぞよろしくお願いします(笑)
- アーティスト: サミュエル・パーディー
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2009/01/21
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