祝!大瀧さん"DEBUT AGAIN"リリース!!アルバム・ジャケットあれこれ
いよいよ3月21日(そう、ナイアガラ・フリークならこの日が特別な日だということはもうお分かりですよね)「大滝詠一」名義のアルバムとしては1984年の"EACH TIME"以来32年ぶり!の新作 "DEBUT AGAIN"がリリースされます。待ち遠しいですね。当然初回限定盤を予約しちゃいました!
中身の方は大滝さんが、他のアーティストへ提供してきたヒット曲のセルフカヴァー作品で、ソニーレーベルからは1981年不朽の名作"A LONG VACATION","EACH TIME"に続くオリジナル3作目の位置づけとなるアルバムです。
収録予定曲
・DISC1
1.熱き心に
2.うれしい予感
3.快盗ルビイ
4.星空のサーカス
5.Tシャツに口紅
6.すこしだけやさしく
7.探偵物語
8.夏のリビエラ
9.風立ちぬ
10.夢で逢えたら(ストリングス・ミックス)
・DISC 2(初回限定ボーナスディスク)
1.私の天竺
2.陽気に行こうぜ〜恋にしびれて(2015 村松2世登場!version)
3.Tall Tall Trees 〜Nothing Can Stop Me
4.針切じいさんのロケン・ロール
中身のレビューは発売後に改めてさせていただくとして、3月21日発売まで約1ヶ月となり、ついに"DEBUT AGAIN"ジャケット写真が解禁となりました。
こちらがそのジャケ写!
なんと大滝師匠ご本人の写真が登場するのは、1978年リリース"DEBUT"以来で、ソニーレーベル移籍後では初登場なのであります。
しかし今回のジャケ写、なにやら色々と意味深げであります。
そこで、今回はこのジャケ写をナイアガラ・フリークの立場から色々と検証してみたいと思います。
まずは大滝さんがお召になられているシャツ、"NIAGARA MOON"の裏ジャケで有名なあのシャツとなんとなく似ている気がします。
次に左側にトロピカルジュースやフルーツがありますが、これは盟友の細野晴臣さんが"NIAGARA MOON"と時を同じく1975年にリリースした名盤「トロピカル・ダンディ」を表しているのではないかと推測します。
そういえば、大滝さんと細野さんははっぴいえんど解散後、初となる1975年12月から翌年1月にかけて「ナイアガラ・ムーン」と「トロピカル・ダンディ」をもじった「トロピカル・ムーン」というジョイントライブ・コンサートで共演しました。ジュースの横の男性の人形がダンディズムを表現しているのでしょうか。。
TVモニターは当然、ゆかりの深いソニー製、画面は不鮮明なのでわかりにくいですが、「ナイアガラツアー」のライブ映像のように見えますね。
ナイアガラとテレビといえば、「CMスペシャル」のジャケ写を思い出しますが関連性は無さそうですね。。
新聞はもちろんニューヨークタイムスならぬ"EACH TIMES"(笑)
ここからが今日時点で解明できない部分
・大滝さんと電話の受話機について。
ナイアガラ関連で受話器といえばシュガーベイブの"DOWN TOWN"のジャケ写が思い浮かびますが。。
・右側に見えるお侍さんの人形がCDを持っているのは何の暗示か。。
旗本退屈男と大滝さんの「Rock'n Roll退屈男」がかかっているのかと思いましたがいでたちがかなり違う。。
国定忠治赤城山の股旅物をパロった迷曲「名月赤坂マンション」を表しているのか。。
いや、これも違うよな。。。(汗)
・右側のタイプライター、これは誰なのか。。もう予想不可。。
・右側の観葉植物がカラーなのに対して左側のはモノクロ。これも不可解。。
このあたりはもう少し分析する必要がありそうですね。
中身を聞く前からジャケ写一枚でも充分楽しめるのがナイアガラ流なのであります!
しかし早く音の方も聴きたいなあ。。
リリースまではしばらく既存の音源で我慢しましょ。
50を超えるアーティストにカヴァーされている不朽の名曲「夢で逢えたら」の大滝師匠セルフカヴァーバージョンを!