生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 3rd week in Feb. 〜 Baby Baby/ Amy Grant
いや〜、前回の更新から3日振りとなかなかのハイペースを維持してますね〜。巷ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、寒さももうちょっと。冬と春が綱引きをしている感じでまさに三寒四温。春の訪れが待ち遠しい今日このごろです。
そんな2月第3週目のお花は、おなじみK.M師匠の作品ですよ。
Arranged by master K.M
ピンクのトルコキキョウや黄色いピンポンマムはこのブログでもうすっかりお馴染みとなりましたが、その中で見慣れない赤い実がいいアクセントになっています。そう「ヒペリカム」ですね。「ヒペリカム」、ヨーロッパの西部〜南部沿岸部が原産で夏に黄色の花を咲かせます。梅の花に似ていて、金色の糸のようなおしべを持つことから「金糸梅(きんしばい)」とも呼ばれます。そうして咲いた花が儚く散る様子から「悲しみは続かない」また、花が散ったあとに赤い実を付けていくところから「きらめき」という花言葉が当てられています。「悲しみが続かない」という花言葉から告白やお祝いにも人気のお花みたいですね。
ヒペリカムの花
そんな「ヒペリカム」を観ててインスパイアされた楽曲がコチラ。
CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)界きっての歌姫、Amy Grantさんが1991年に発表した名盤"Heart In Motion"にも収録されていた"Baby Baby"です。
Amy Grant / Heart In Motion (1991)
プロデューサーにはCCM界ではおなじみのブラウン・バニスターさんにAOR界の大御所マイケル・オマーティアンさん、キース・トーマスさんらが鍵盤奏者としても参加。そのキースさんとエイミーさんの共作で見事全米No.1のヒットとなったのがこの"Baby Baby"です。名曲満載の"Heart In Motion"はその年のグラミーで最優秀アルバム賞を受賞しました。
タイトルからもお分かりいただけると思いますが、彼女が生後6週間の娘ミリーちゃんに捧げた歌で、エイミーさんが赤ちゃんの顔を見て10分で書き上げたというエピソードもありました。またエイミーさんとミリーちゃんはステージでも共演しておりましたね。
グラミー賞のステージで"Baby Baby"を歌うエイミーさんとミリーちゃん
大学生の頃、このアルバム"Heart In Motion"に出会い、彼女のルックスとソングライティングの素晴らしさでファンになり、更にCCMというジャンルに興味を持つきっかけとなった僕にとって大事なアーティストの一人です。