Music on my mind

「音楽」について興味の赴くままに書き込みします。

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 3rd week in Jan.〜 Can't Get Out The Game / Nicole Wray feat.Beanie Sigel

ようやく冬らしい寒さが続いていますね。神戸市内でも水たまりに氷が薄く張っているのをこの冬初めて見ました。冬は大の苦手ですが、これまでのエルニーニュによる異常気象からするとこの冬は短いのでは?といわれてますし、こんな冬らしいちょっとした自然の変化なども楽しみたいと思う今日このごろです。

そんな1月第3週目のお花はこんなのです。

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   Arranged by master K.M & Y.B

今回は超豪華、K.M師匠とY.B師匠 2大巨塔揃い踏みの共同作品となっております。

前回のK.M師匠の作品を元にY.B師匠が新たにアレンジを施した作品なのです。

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       (コチラがK.M師匠による前回の作品)

 

松や松ぼっくりなどが今回でも再び使われており、全体の雰囲気をそのままに、菊や葉牡丹からストックやスイートピーといった「和物から洋物」に変化させております。実にクールなアレンジですね!!

全体的には同じテイストで、「和から洋」へ変化をさせたという点から今回はこんな楽曲が思い浮かびました。

 

R&Bアーティスト、Nicole Wrayさんが2004年に制作した"Can't Get Out The Game"です。このトラックは、山下達郎さんが1977年にリリースした2nd ソロ・アルバム"SPACY" Side-A 5曲目に収録された名曲"Dancer"を大胆にサンプリングしたR&Bチューンです。

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   SPACY / 山下達郎 (1977)

 

ただ"Can't Get Out The Game"は、詳細は不明ながら(推測では権利関係がクリアできなかったために)お蔵入りとなった音源なんですが、このまま日の目をみないのは勿体無い。実にクールな出来なので今回取り上げてみました。

 

SPACY (スペイシー)

SPACY (スペイシー)

www.youtube.com

達郎さんの"Dancer"をご存知の方ならニンマリ、知らない方でもクールなナンバーとして楽しめるのでは無いでしょうか。

日本人トラックメーカーが洋物からサンプリングするというパターンはよく耳にしますが、邦人アーティストの楽曲が海外アーティストによってサンプリングされるという(まさに「和から洋」)逆パターンも最近では多いようですね。

 

"Can't Get Out The Game"アナログ盤のフリップサイドには、サンプリング元である達郎さん自身の"Dancer"そのものがカップリングされていたようでびっくりですね。

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I Like It

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  • Nicole Wray
  • R&B/ソウル
  • ¥150

 

 

My Friend

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  • R&B/ソウル
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生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 2nd week in Jan.〜 夢で逢えたら / Various Artists

つかの間のお正月も終わり、New Yearがスタートしましたね。新年冒頭、皆さんも色々と目標などたてておられると思います。僕は年末からお正月にかけ増量した体重のシェイプと音楽活動に力を入れたいと誓いも新たに新年のスタートをきりたいと思います。そんな新年第2週のお花はコチラです。

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  Arranged by master K.M

枝若松や千両に葉牡丹、金色の松ぼっくりと銀色のコオリ柳とお正月スペシャルバージョンで超豪華ですね。

その中でも黄色の糸菊が鮮やかですね。花火のように放射状に広がった美しい糸菊の花言葉は「繊細な美」らしいです。

これら和物のお花達からは僕の中の邦人アーティスト最高峰であられる大瀧詠一さんが残した名曲の一つ「夢で逢えたら」がインスパイアされました!

この「夢で逢えたら」は実に多くのアーティストにカヴァーされており、その数はざっと50人(組)はあるかと思います。その中でオリジナルに近いのがやはり大瀧さんがプロデュースした吉田美奈子さんとシリア・ポールさんのヴァージョンでして、まずはシリアさんのヴァージョンを聴いてみましょう。

www.youtube.com

僕は中学生の頃からこの「夢で逢えたら」を聴き続けて育ちましたが、実にシンプルなメロディラインとコード進行ながら、全く飽きが来ない和製ガールズポップの名曲中の名曲、スタンダード・ナンバーだと思っています。

なんと25人(組)による「夢で逢えたら」のカバーヴァージョンを1曲にまとめられた強者がおられました!その内訳は・・・

1.岩崎宏美 2.サーカス 3.吉田美奈子 4.桜田淳子 5.多岐川裕美 6.シリア・ポール 7.石川ひとみ 8.桑名晴子 9.香坂みゆき 10.土岐麻子 11.アン・ルイス 12.JAJAJAH ALL STARS  13.Dealene Love  14.坂上香織 15.北原佐和子 16. M  17.松下優也 18.樹里からん 19.DEEN & 原田知世 20.ラッツ&スター 21.森丘祥子  22.桃井かおり 23.キンモクセイ 24.薬師丸ひろ子 25.NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL

というベストなラインアップです。ぜひコチラもどうぞ!

www.youtube.com

作曲されたことがある方なら分かっていただけると思いますが、一生懸命楽器の前で産みの苦しみを経て出来あがった楽曲よりも、風呂場の鼻歌のようにふと思い浮かんだ親しみやすいメロディの方が、後世に残る名曲になる可能性が高いと言われています。この「夢で逢えたら」もまさにそんな楽曲の一つなのかなあと思ったりします。大瀧師匠が残された数多くの名曲をこれからもずっと楽しんで行きたいとおもっていた矢先に、とてつもない朗報が入りました。なんと32年ぶり!のニューアルバム「DEBUT AGAIN」が3月21日にリリース決定とのこと。

松田聖子さんに提供した「風立ちぬ」や小林旭さんに提供した「熱き心に」、薬師丸ひろ子さんへの「探偵物語」等、他者への提供曲、プロデュース作品を大滝さん自身が歌唱したバージョンを収録。 いまから待ち遠しいですね。

 

www.sonymusic.co.jp

 

 

夢で逢えたら

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Best Always

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夢で逢えたら

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  • シリア・ポール
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

夢で逢えたら

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  • J-Pop
  • ¥250

 

 

夢で逢えたら

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  • 吉田 美奈子
  • J-Pop
  • ¥250

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 1st week in Jan.〜 New Year's Day / U2

明けましておめでとうございます。旧年中は本ブログにお付き合いいただきありがとうございました。本年も「音楽」について感じたことや、自身の活動報告などもここでできればと考えております。今年も本ブログをどうぞよろしくお願い致します。

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さて新年最初は、ご挨拶代わりとしては少々ベタではありますが、正月バージョンのお花を眺めながら、U2が1983年1月1日にリリースした"New Year's Day"をお送りします。

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www.youtube.com

本年が皆様にとって素晴らしい一年になりますことを願っております。

では。

 

War

War

 

 

New Year's Day

New Year's Day

  • U2
  • ロック
  • ¥250

 

 

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 4th week in Dec.〜 My Gift To You / Alexander O'Neal

相変わらずバタバタの毎日ですが、気付けばクリスマス目前。。1年1年があっという間に過ぎ、今年も積み残しがいっぱいありますが、来年こそ音楽活動を活発にやりたいですね。かっこ良く年を取ることをもっと頑張っていきたいと改めて思います。

そんな年末が押し迫ってきた今週のお花は、こんな感じです。

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 Arranged by master K.M

赤のグラジオラスが鮮やかですし、紫ぽいカーネーションもいいものですね。前回の「ハラン」に続き、今回も葉っぱの方に目を向けてみましょう。今週は「ドラセナ」の葉ですね。日本では「幸福の木」で知られています。その花言葉は「幸福」、「永遠の愛」、「幸せな恋」など。そんな花言葉からクリスマスムードにぴったりの楽曲が思い浮かびました。

Alexander O'Nealさんが1988年に発表したクリスマスアルバム"My Gift To You"から同名タイトル曲をセレクトしました。

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 Alexander O'Neal

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Alexander O'Neal / My Gift To You (1988)

www.youtube.com

"My Gift To You"といえばアレックスさんの代表曲の1曲でして、ウインター・シーズンには耳にする事が多い超有名曲ですね。コードフェチの僕は、こういうメジャー7thが基調となる楽曲に、たまらなく心くすぐられてしまいます(苦笑)。Jam & Lewis全編プロデュースのクリスマスアルバム"My Gift To You"(1988)は単なるクリスマス企画アルバムの枠を超えた本格R&B作品となっておりますよ。

それでは皆様、よいクリスマスを!!

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 3rd week in Dec.〜 It's The Most Wonderful Time Of The Year / David Foster feat.Johnny Mathis

1週間での更新をキープしています(苦笑)。数日前からようやく冬らしい気温となってきましたね。こちらは仕事に追われる1週間で、季節を感じる間もなく、気付けばあと10日あまりで2015年が終わるのですよね。。時間がいくらあっても足りない感じですので、早速本題へ。

まずは今週のお花はこんな感じです。

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Arranged by master K.M

 

ハイ!安定のK.M師匠の作品ですね。ピンク系のストック、アルストロメリアに、カーネーション、それに白のかすみ草。見事な調和を保っております。そんな主役たちをバックから盛り上げているのが大きな葉っぱの「ハラン」です。

この「ハラン」、漢字では「葉蘭」と書き、花言葉は「強い心、強い意志」だそうです。「ハラン」は高級料亭やお寿司屋さんで料理の盛り付けなどでよく使われています。お弁当やお刺身を買うとよく付いている緑色のプラスティックシート、実はこの「ハラン」の飾り付けを模したものなんですね。

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そんなお花たちからはこんな楽曲が思い浮かびました。

(ハランの緑を見ていると緑色のこのジャケットが思い浮かんだのです。。)

前回に引き続きマイアイドル、 David Fosterさんの"The Christmas Album"からJohnny Mathisさんをフィーチャーした "It's The Most Wonderful Time Of The Year"です。

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The Christmas Album / David Foster (1993)

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         Johnny Mathis

オリジナルは1963年ポピュラーシンガーであるAndy Williamsさんのクリスマスアルバム"The Andy Williams Christmas Album"に収録されておりました。もちろんそちらも好きなんですが、MathisさんのこのヴァージョンではBPMがかなりアップされてて僕的にはより好みなのであります。

 

その昔、ハワイで結婚式を挙げさせていただいたのですが、12月のクリスマスシーズンだった事もあり、ホノルルの街中どこに行ってもこのMathisさんのヴァージョンをよく耳にしましたね。なのでこの曲を聴くと楽しかったハワイの光景を思い出します。

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www.youtube.com

いやー、楽しい楽曲で、ウキウキします!

 

クリスマス・アルバム

クリスマス・アルバム

 

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 2nd week in Dec.〜 Grown Up Christmas List / David Foster feat.Natalie Cole

相も変わらず1週間ぶりの更新です(苦笑) 1週間前のブログでようやく冬らしい寒さになったと書いたのですが、今週はまたまた暖かくなりおまけに台風まで発生と、例年のクリスマス前とはちょっと違う雰囲気ですね。ただかれこれ十年ぶり?に神戸の冬の風物詩「ルミナリエ」へ行くこととなり、しばし幻想的な灯りに「冬」を感じてまいりました。

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例年だと寒さに耐えられず、「ルミナリエ」は敬遠してきたのですが、今週はコート無しでも平気なくらいの暖かさだったおかげで、こうして10年振りに「ルミナリエ」を観ることができました。めでたし。

そんな、いよいよ年も瀬が気になりだしてきた12月第2週のお花はコチラです。

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  Arranged by master K.M

ハイ、いつものK.M師匠の作品です。今週は赤系でまとめられていますね。グラジオラスにグロリオサ、そしてオレンジのチューリップが暖冬の冬にマッチした風情を醸し出しています。ちなみにオレンジのチューリップは「照れ屋」が花言葉なんですって。

 

そんなお花からはこんな楽曲がイメージされました。

敬愛してやまない大プロデューサー David Fosterさんが1993年にリリースした、このシーズンになると必ず聴きたくなる "The Christmas Album"に収録、Natalie Coleさんをヴォーカルにフィーチャーした、珠玉のバラード

"Grown Up Christmas List"です。

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 The Christmas Album / David Foster (1993)

" Grown Up Christmas List" このタイトルを訳しますと「大人になった(私の)クリスマス・リスト」、そう大人のためのクリスマスソングです。僕は楽曲中心であまり歌詞を聴かない方なんですが、この曲は僕にしてはめずらしく歌詞の内容にぐっと来てしまいます。(作詞はフォスターさんのかつての奥方リンダ・トンプソンさんでした)

 

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       (L to R ; Linda Thompson -Jenner & David Foster)

 

"Grown Up Christmas List"
(作曲:David Foster
/ 作詞:Linda Thompson-Jenner)

 

Do you remember me

I sat upon your knee
I wrote to you
With childhood fantasies

私を覚えていますか
あなたの膝の上で
書き連ねたものよ
子供らしい夢を

Well, I'm all grown up now
Can you still help somehow
I'm not a child
But my heart still can dream

今では私もすっかり大人になりました
だけど変わらず 力になってくれますか
もう子供ではないけれど
私の心はまだ夢を忘れていない

So here's my lifelong wish
My grown-up Christmas list
Not for myself
But for a world in need

これは私の一生のお願い
大人になった私のクリスマスの願い
私自身のためではなく
救いを求める世の中のために

No more lives torn apart
That wars would never start
And time would heal all hearts
Every man would have a friend
That right would always win
And love would never end
This is my grown-up
Christmas list

もうこれ以上命が引き裂かれませんように
戦争が決して起こりませんように
時がすべての心を癒してくれますように
みんなに友達ができますように
正義が必ず勝ちますように
愛が消えることのありませんように
これが大人になった私のクリスマスの願い

What is this illusion called
The innocence of youth
Maybe only in their blind belief
Can we ever find the truth

こんな幻想を人はなんと呼ぶのでしょうか
若いがゆえの無邪気さ?
やみくもに信じるしか 道はないのかもしれない
私たちに 真実は見つけられるでしょうか?

There'd be no more lives torn apart
And wars would never start
And time would heal all hearts
Every man would have a friend
And right would always win
And love would never end
This is my grown-up Christmas list
This is my only lifelong wish
This is my grown-up Christmas list
Hoo---, hoo--

もうこれ以上命が引き裂かれませんように
戦争が決して起こりませんように
時がすべての心を癒してくれますように
みんなに友達ができますように
正義が必ず勝ちますように
愛が消えることのありませんように
これが大人になった私のクリスマスの願い
これが私の一生のお願い
これが大人になった私のクリスマスの願い

www.youtube.com

 

www.youtube.com

20年以上前に作られた作品ですが、世界平和が根底から脅かされている昨今、口に出して訴えるのは照れくさいかもしれませんが、フォスターさんの美しい調べに乗って本当に心を打つメッセージとなっています。

楽しいクリスマスソングはもちろん大好きですが、たまにはしっとりとシリアスなクリスマスソングもいいものですね。

 

 "The Christmas Album" Track List

1 David Foster Carol Of The Bells 2:35
2 Wynonna Blue Christmas 3:42
3 BeBe And CeCe Winans* The First Noel 6:04
4 Johnny Mathis It's The Most Wonderful Time Of The Year 2:25
5 Natalie Cole Grown-Up Christmas List 3:37
6 Michael Crawford O Holy Night 5:05
7 Vanessa Williams Go Tell It On The Mountain / Mary Had A Baby 5:47
8 Peabo Bryson And Roberta Flack I'll Be Home For Christmas 4:08
9 Tom Jones Mary's Baby Child 4:28
10 Celine Dion* The Christmas Song 4:14
11 Tammy Wynette Away In A Manager 3:35
12 David Foster, Peabo Bryson, Roberta Flack, Natalie Cole, Michael Crawford, Celine Dion*, Tom Jones, Johnny Mathis, Vanessa Williams,BeBe And CeCe Winans*, Tammy Wynette, Wynonna White Christmas 4:02
 

 

クリスマス・アルバム

クリスマス・アルバム

 

 

 

 

生花と音楽のコラボ "ike-log" 〜The 1st week in Dec.〜 You Can't Hurry Love / Phil Collins

1週間ぶりの更新です。すっかり冬らしい寒さが到来し、朝起きるのが辛くなってきました。クリスマスの飾り付けが街を占領するこの頃は、なんとなく気ぜわしくて、普段よりもバタバタとしている感覚を覚えますし、普段にも増してアルコールをいただく機会も増え、日中のバタバタ感からの疲れによるものか、アルコールが身体にスゥーッと染み入る感じで、外は寒いのに身体の中側はホカホカしている感覚を楽しんでいる今日このごろです。

そんな2015年ラストマンス第1週目のお花は、K.M師匠のアレンジが冴え渡るコチラです。

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Arranged by master K.M

今回はピンク系でうまくまとめられてますね。安定のK.M師匠のアレンジです。もはやこのブログでのレギュラーメンバー、パープルの「トルコキキョウ」、白い「アルストロメリア」、ピンクの「カーネーション」と後方に「ストック」のお花も少し見えてますね。そんなレギュラー陣に混じって初お目見えなのが、小さなピンクのお花が実に愛らしい「アスチルベ」なのです。

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別名「升麻」(しょうま)・「泡盛草」(あわもりそう)とも言われる、東アフリカや北アメリカ原産のチダケサシ属の多年草です。「アスチルベ」の語源はギリシャ語の "a"(〜がない)と"stilbe" (輝き)から来てて「輝きがない=地味な存在」という意味らしいです。しかしふわふわと煙る様に見えるその姿から愛好家が多く、花言葉は「自由きまま」や「恋の訪れ」となっています。

そんなお花からインスパイアされた楽曲はコチラ。

Phil Collinsさんが1983年に発表した "You Can't Hurry Love"(邦題:「恋はあせらず」)です。

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オリジナルはモータウンダイアナ・ロスさん率いる「シュープリームス」が放った全米No.1大ヒット曲で、これはそのカヴァー・ヴァージョンですね。先日4年ぶりに音楽業界に復帰するという発表をしたPhilさん。どうやらニューアルバムの制作やツアーの計画もあるようで、まだまだ彼の新作を聴きたい僕には嬉しいニュースです。

www.youtube.com

ジェネシス時代から好きだったPhilさんの声を聴くと、十代の頃のいろいろな景色や思い出が脳裏にフラッシュバックします。いつまでも頑張っていただきたいアーティストの一人です。

 

 

 

You Can't Hurry Love

You Can't Hurry Love

You Can't Hurry Love

You Can't Hurry Love